私たちは、なぜキャステックに入社したのか。
私は機械工学に興味があったのですが、大学ではシステム工学を専攻し、化学に関連したナノテクノロジーを学びました。大学で化学系を選んだのは、近い将来、トレンドになる分野だと考えたからです。しかし、卒業論文に取り組んでいるとき、やはり自分は化学系よりも機械系の分野に惹かれていることに気づき、就職活動はモノづくりができるメーカーを中心に行いました。
キャステックに入社したのは製品を加工する高度かつ独自の工程に興味を持ったから。また、クルマが好きなので、その心臓部であるエンジンの製造に不可欠な製品を作っている、グローバルな企業であることも入社の決め手になりました。
私はキャステックに入社する前、都内の測定器メーカーで営業を担当していました。前職の会社では、塗装の厚みを測る「膜厚計」、アパレル製品に混入した針や折れた針の破片などを検出する「検針機」など、多種多様な測定器を扱っていました。
キャステックに入社したのは、面接・見学の時に製品に関するさまざまな話を聞いて魅力を感じたからです。
前職は既製品の営業が中心でしたが、キャステックの製品はすべて受注生産であり、材料を「こんなカタチにしたい」というお客様のオーダーに基づいて製品づくりが始まります。どこにでもある製品ではなく、唯一無二のモノづくりに携わってみたい、そんな思いで入社しました。
私は住宅関連の企業で働いていたのですが、仕事とは別にクルマ好きの兄や親せきの影響を受けて、ドライブはもちろん、エアロやマフラーなど、クルマのパーツに興味がありました。
キャステックの社員募集に応募したのは細渕さんと同じように、大好きなクルマのエンジン製造に欠かせない製品を作っている企業であること、また、自動車関連産業という伸びしろのある業界であること、会社が自宅から近いことも大きな理由でした。
自宅の近くに世界へ向けて製品を供給している企業があるなんて、入社当時は驚きの連続でした。